MAZDA 757-103 マツダ 757-103
(1987年 ル・マン24時間耐久レース 総合7位、IMSA-GTPクラス優勝
※当時日本車最高位

2003年、希少なランボルギーニやCカーを所有するスーパーカーコレクターの知人「M氏」から、

「REVくん、こんな車があるんだけど、どう?」と悪魔のお誘いが(笑)。
この機会を逃しては二度と入手できないと思い、何とか資金を集めて入手。当時27歳でした。
私が入手した時はエンジンとカウルが無く、廃車のようなコンディションでしたが、
13Gエンジンの捜索・整備、カウルの製作など、約3年かけて走行可能な状態にまでレストアを実施。
入手できた13Gエンジンは、なんと、ル・マン入賞時にこの車が搭載していたそのものでした。まさに奇跡です。

外観の塗装やデカールは1987年のル・マン入賞時の状態を、当時の資料をもとに再現しました。
757-103の復活にあたっては、スーパーカー博士のN氏に多大なご支援・ご協力を頂きましたことをここに記しておきます。
また、カウル&エンジンの復活にあたり、当時を知る各分野のスペシャリストにお世話になり、
様々な点と点が奇跡のように一つにつながり、757-103をここに復活させることができました。
757-103は、私、REV松原が日本国内で2006年まで所有しました。



MAZDA757-103であることを証明するコックピットのシリアルプレート。(レストア前に撮影)


     
     
     
     
 レストア完成時の写真  レストア完成時の写真  レストア完成時の写真
レストア完成時の写真 レストア完成時の写真
一部のデカールは製作中
レストア完成時の写真
当時のMyヘルメットと共に記念撮影


私が手放した後、海外で2オーナーは経由された模様ですが、その足跡は確認できていません。

2015年、その年のグッドウッド フェスティバル オブ スピード(イギリス)に
突如、757-103が若干のモデファイを受けた状態で参加。

その後、スイスのエディ・タヴェリ氏が入手。

2017年9月24日、タヴェリ氏たっての希望により
レーシング ロータリー ファン ミーティング 2017(富士スピードウェイ)にて
MAZDA757-103の里帰りデモランが実現。

イベント主催者であるMZRacing様のご厚意により、
REV松原は元オーナーとしてタヴェリ氏の走行をサポートしました。


MZRacing様のイベント告知
このような華やかなシチュエーションで再会できることになろうとは・・・

コックピットのシリアルプレート。757-103の証。
静岡マツダのシール状態が経年を物語っている。
現オーナーのタヴェリ氏と記念撮影。
レストア当時のヘルメットと共に。
タヴェリ氏とピットにて記念撮影。
現在使用しているヘルメットと共に。
タヴェリ氏はとても気さくで紳士な方です。
タヴェリ氏のもとで757-103も幸せそうです。
757-103について、色々とお話しました。
新旧オーナーで情報交換ができた貴重な機会でした。
オーナー同士で話が弾みます。
タヴェリ氏の情熱には感服しました。
当日はタヴェリ氏の走行をサポート。 エンジンスタート中。
757は始動時に独特の手順があります。
YouTubeよりイベントの様子。
YouTubeよりエンジンスタートの様子。
タヴェリ氏のデモ走行が無事完了。 元オーナーにつき、多少のメンテ方法は分かっていますので
いろいろとお手伝いさせて頂きました。
タヴェリ氏のご厚意でコックピットに。
ヘルメットを装着して走行時の雰囲気を味わいました。
久々の757-103コックピットは、とても懐かしかったです。
当時はHANSが無かったのでこんな感じでしょうか。

   
感無量。。。 コックピットは当時そのままです。
デモ走行後の757-103と。 デモ走行後にタヴェリ氏と。
走行が無事にできて一安心。
   
 ありがとう。  また逢う日まで。。


イベント終了時のスナップ。
左から内沖氏、タヴェリ氏、小早川氏、REV松原。
小早川氏は、1991年 マツダ ル・マン総合優勝時のチーム統括責任者(モータースポーツ主査)であり、
RX-7(FD3S)の開発主査をされた方です!



YouTubeより
小早川氏、タヴェリ氏、寺田氏、松浦氏によるトークショーの様子。