2020年より新たなるゼロ年代の幕開けとともに更に閉塞した世界と時代。
しかし我々はソーシャルディスタンスの号令のもと現実のネットワーク上より分断され1年以上が経過している。
2000年代、インターネットの発展に伴い社会、文化ともに大きな変貌と革命を経験し、やがてサブカルチャー的なものが浸透と拡散そして勃興の時代を迎え「ゼロ年代」として現在でも様々な分野で引用されている。
2010年から始まるテン年代が終わり次の20年代はどのような時代となるのだろう、世界は加速的に開発されるテクノロジーと情報網によって新たな文化や社会が思索的に提示されている。
この更なる変革期を迎えるであろう10年期を前に今、過去を参照する機会が必要じゃないだろうか?
思い出となった時代、80年代90年代。
バブル景気、アニメ漫画、ファンシーグッズ、デジタルメディアの登場、次世代ゲーム機、ギャル文化、、携帯ゲーム、カラフルな街、ドット絵、ノストラダムス、震災、テロリズム、悪趣味ブーム、皆にとって決して良い時代ばかりとは言えなかったろうが、明るい思い出やかつて見た未来すらも蒸気に投影されたように霞んではいる。
あの時代を埋葬するためにももう一度、もう一度未来と夢を展望するために過去の未来や夢のノスタルジーを参照してみよう。
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