日本語教員試験試行試験(2023年12月10日)を受けてみました |
速報 内容は「検定試験」とほぼ同じ。難易度は若干低いか。 試験問題は練られていない感じ。これを正解として考えているんだろうな、と忖度が必要な問題が検定試験より多いかも。 作問者の連携がまだまだの模様。解くための基本的知識に重複がみられる。たとえば「謙譲語U」の知識で解ける問題が3問くらいあったような・・・。 「謝礼」は2千円! 1万円くらいもらえるかと思っていましたが・・・。 |
内容 〜問題用紙は持ち帰り不可だったのでメモと記憶から〜。 基礎試験(2時間) 問題1 (1)〜(8) 4択で「他と性質の異なるもの」 検定試験は5択だったが4択になった。内容は似ている。 問題2 (1)〜(6) 他分野にわたる基礎知識を測る。 問題3 (1)〜(11) 問題2に同じ。 (問題2とどう違うか覚えていません) 問題4 (1)〜(5) 教授法に関して。 問題4から問題文がある問題。 問題5 (1)〜(5) 文法(活用) 問題6 (1)〜(5) 教授法+現代史 問題7 (1)〜(5) コミュニケーション 問題8 (1)〜(5) 類義語 問題9 (1)〜(5) コース〜評価法 問題10 (1)〜(5) 評価法(テスト分析) 問題11 (1)〜(5) 待遇表現 問題12 (1)〜(5) 授受表現 問題13 (1)〜(5) コースデザイン 問題14 (1)〜(5) 日本語教育推進法関係 問題15 (1)〜(5) 第二言語習得 問題16 (1)〜(5) 同義語・類義語 問題17 (1)〜(5) 教授法(中級・ケース学習) 問題18 (1)〜(5) 言語の種類 応用試験T(聴解)(45分) 問題1 (1)〜(20) アクセント、文法など 問題2 (問題数忘れました) 学習者と教師のやり取りなどを聞いて、特徴、教授法、FB方法などを特定。 問題3 (問題数忘れました) 学習者への聴解問題を聞いて分析。特徴、問題点など。 応用試験U(2時間) 検定試験の問題文に比べると1.5〜2倍くらい長い。 ただ、「新米教師の日記」みたいなものがいくつかあったり、堅苦しい内容は少ない。 問題1 (1)〜(5) て形 (1)て形について正しい説明はどれか。 「現代日本語の動詞にはて形がないものがある」 「て形とた形は同じ」などの選択肢 実証・反証のため考えたので覚えています。 問題2 (1)〜(5) 地域日本語教室。日本語教育参照枠。 問題3 (1)〜(5) 教授法 問題4 (1)〜(5) コミュニケーション 問題5 (1)〜(5) 談話能力 問題6 (1)〜(5) 教授法(ガニェ) 問題7 (1)〜(5) 教授法(ロールプレイ) 問題8 (1)〜(5) コミュニケーション(異文化理解、接触仮説) 問題9 (1)〜(5) 教授法(ドリル、文法、FB) 問題10 (1)〜(5) 教授法(資格、文法、アサーティブ) 問題11 (1)〜(5) 異文化理解(エンパシー) 問題12 (1)〜(5) 教授法(ロールプレイ、文法、インタラクション) |
結果 1月26日、結果が来ました。以下です。 基礎試験 92点/100点 応用試験1 82点/100点 応用試験2 114点/120点 応用試験1は音声問題で、まったくトレーニングしていないのでこの点ですが、トレーニングすればそんなに難しい問題ではないと思います。(負け惜しみでなくホントに……) 基礎試験と応用試験2は、もう少しできているかと思いましたが、正答率は93.6%。 令和5年度の検定試験の試験Tと試験Vの問題を借りて家でやったときは93.3%だったので、難易度はおおむね同じでしょうか。 ちなみにですが、できていないのは「日本語教育推進法関係」とか「地域日本語教室。日本語教育参照枠」関係の数字的部分だと思います。興味がなく、勉強していません。 あとは基礎的な知識と応用でおおむね解けます。 |
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