水準測量とは、字が示しているように水に準じて行う測量です。
タライなどの器に水を入れると水面ができます、これを断面的に見ると空気と水の境界に線ができますこれを水平線といいます。
この水平線の基準となるのが海面(平均海面)であり、この海面を陸地内部まで浸透させた面をジオイドといいます。
標高とはジオイドを0mとし、そこからの高さで表します。
つまり、ジオイド = 海面(平均海面) = 標高0mとなります。
水準測量は水準点の標高を求める測量です。
レベルは水平線を再現する測量機器であり、標尺などの目盛を読みとることにより水平線(レベル視準線)からの高低差を読み取ります。
※ 現在の図化作業はCADで行うため、CADの座標が基準点の座標と一致している場合が多い。